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夢の話〜その壱


夢の話つながりで・・・


みなさんは夢を見ますか?
拙著『故郷〜魂のふるさとへの回帰 書芸家壮弦ものがたり』でも夢について触れましたが、自分はよく夢を見ます。

中でもよく見るのが、道に迷っている夢と空中を飛んでいる夢で、あと大洪水や大地震や大爆発といったデザスター系の夢も見ます。

 

昨夜は書家の友人の仕事場を訪ねた夢を見ました。

階段を上がった2階の部屋で、剣道場のように広くて、「自分はいつも、こんな広いところで書くことを夢想しながら、狭い仕事場で書いてるよ」と、その友人に話しかけます。

で、次の瞬間、なぜか遠くの方から、ビートたけしさんがいきなりライフル銃を撃ってきたので、「ヤッベー、いま弾の軌跡がうっすら見えたんで避けられたけど、当たったら貫通じゃん」と思ったところ、タケちゃん、「冗談だよ」と。で、もう一発撃ってこようとしたので、「いや、いや、冗談でも万一当たったらヤダから、やめてくんない」と言ったら、「あ、そう」と言って、撃つのをやめて、自分の前を通って階下に降りていったのでした。

そしたら、階段の降り口に小学3年生の女の子がいて(身長が90センチくらいで、ちっちゃかった)、名札に「野口」とあったので、下の名前も聞こうと思ったんだけど、まあ野口だけでも再会したときに分かるからいっか、と思い、「また何かの機会に会おうね」と言って別れました。

自分は学校に呼んでもらってワークショップをやらせてもらうことがあるのですが、その時は時間も限られている上に1回きりなので、「〇〇小学校の3年生を相手にやらせてもらった」といった感じで、個々の子供たちの名前を覚えて、その後も交流させてもらうということがまずありません。なのでこの夢は、もっと子供たちと個別に深く関われたらいいな、という願望の表れなのかもしれないなと。

ビートたけしさんは、今まで何度か夢で会いましたが、今回は、最近、彼がライフル銃を乱射する悪役として主演した昔の映画を見たので、そのせいかなと。

 

思うに夢はDNAに刻まれた記憶と、人生を通して得た記憶や感情、そして直近の脳への刺激といったものの絡み合いによって生まれてくるのかもしれません。(つづく)

 

SOGEN

たまご王子の夢  Egg Prince`s Dream  

2018/ H330xW24mm / 画仙紙・パステル・アクリル