平野壮弦書『龍』
2021/ H430mm×W330mm/ 墨、顔彩、画仙紙
このたびご縁をいただいた地元の名士の方から、辰年のお生まれとのことで、『龍』の一字書のご依頼をいただき、揮毫させていただきました。
通常は数点書いた中から選んでいただくのですが、「龍」は大好きな文字ということもあって、興に乗って、墨書から彩書まで100点以上の龍を書きました。
中から選んでいただいたのが、こちらの作品です。
たくさんの作品に一気に目を通し、一目でこれだという作品を選ばれた、その直感と決断力に敬服。
ほどよい感じで金銀の色味が入ったところを気に入っていただいたのですが、御本人のお人柄にぴったりの、王道をゆく伸びやかな書を選んでいただいたと思います。
残りの100匹の龍は、しばらく洞窟で眠っていてもらいますが、また眠りから醒めて、みなさんのお目に止まることもあるかと思いますので、その節はよろしくお願いします🐲